Review & Memo


新ルパン三世
124話 『1999年ポップコーンの旅』
 




■あらすじ■

砂漠で不二子とデートを楽しむルパン。いいムードの中、キスを
迫るルパンに不二子は「月に行ったときまでお預け」と軽くあし
らう。
そんな折、ラジオからこんな天気予報が・・・
「砂漠地帯、晴れのち曇り、ところによりポップコーン」
ポップコーン!?首をかしげ空を見上げたルパンと不二子。
と、本当に巨大なポップコーンが降ってきたからビックリ仰天。

実はこのポップコーンはメキシコの小学校教師パンチョが村の飢饉
を救うために発明したポップコーン製造機によるものだった。
あまりに強力な噴出威力によって、機会は大気圏を飛び出し宇宙の
人工衛星となって地球にポップコーンを降らせていたのだ。
そうと知ったルパンは、この新しい燃料を利用して月ロケットを作
ろうと思いついた。

さっそくパンチョのもとへ訪れたルパン。パンチョは教師の代わり
をしてくれるのなら、と快諾する。そこで不二子を無理やり小学校
教師の役に押しやるとパンチョにロケットの研究を依頼した。
ところが、それを知ったアメリカ宇宙開発センターの長官は大激
怒。ポップコーンなどで簡単に宇宙に行かれては、我がアメリカ合
衆国のメンツは丸つぶれ、とすぐさま銭形に阻止を命令する。
だがルパンも不二子のキスを得るために必死。銭形をあっという間
に撃退してみせる。

ところが、こんなうるさい所で研究などできないと怒り出したパン
チョ夫婦。
そこで静かな宇宙開発センターで研究してもらうことに。
その甲斐あってロケットもようやく完成。ルパンたちはロケットの
出力を50分の1に設定して、まんまとパンチョ夫婦を連れて宇宙
開発センターを脱走する。

さて、いよいよロケット発射の日がやってきた。
ルパンと不二子を乗せたロケットが発射台に立つ。
秒読みが開始され、いざ点火!
ところがロケットは突然逆噴射。あっという間に地中に消えて行っ
てしまった。
実はパンチョ婦人がうっかりポップコーンに入れる塩を砂糖と間違
えてしまったのだ。どんどん地中を掘り進むロケット。
次元と五右ヱ門は地球の裏側に迎えに行くのだった。


■見どころ■ ポイント1:ハチャメチャな展開   ポップコーンで月に行っちゃおうなんていうハチャメチャ加減   がいい。何も考えずにノリを楽しむべし。 ポイント2:「俺にナポレオンのセリフをはかせたいのか?次元」   この回に限らずナポレオンのセリフはよく口にしているルパン。   実際その通りだからカッコイイ。 ポイント3:↑やっぱここでしょう(笑)   子供たちのスクールバスがやってきて、“不二子先生”が記念   写真にと「ハイポーズ」。ルパン、次元がノリノリでポーズを   とる中(次元のふざけた格好が特に可笑しい)、五右ヱ門だけ   冷めているところが更に可笑しい。   次に来た“とっつぁん”先生と子供(に扮した警察官)一行の   バス。ここでの銃撃戦においても、五右ヱ門一人がさっさと逃   げたのに対してルパンと次元は銃弾の雨の中でふざけて見せた   り。ドサクサに紛れていろんなポーズを取る二人の、馬鹿馬鹿   しくも茶目っ気たっぷりの動作が可笑しくて堪らない。   ここは何度見ても面白い!
■データ■ <放送日>  1980年2月25日放送 <スタッフ>  脚本/浦沢義雄  絵コンテ/青木悠三  演出/御厨恭輔  作画監督/北原健雄、児玉兼嗣 <キャスト>  神山卓三、高村章子、八奈見乗児、勝田直樹、竹村拓、  川島千代子
■プチ用語■ 「女には隠せるものよ」  冒頭、ルパンと不二子の会話。  「分かっていたわ、初めて会った時から。『この人は私を愛して   いる』って。私もそうだったの。初めて会った時から。」  「オレには分からなかったよ」  「女は隠せるものよ」 1999年ポップコーンの旅  サブタイトルは「2001年宇宙の旅」から。  パースリ29話「月へハネムーンに行こう」でもルパンと不二子  は月へ行こうとしている。


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