Review & Memo


新ルパン三世
109話 『ルパン 史上最大の苦戦』
 




■あらすじ■

世界で一番強いのはルパンだ、と言い放った不二子。
それを聞いた金持ちのオールマイティは、5千カラットのダイヤの
原石を賭けて、タイガーという殺し屋を差し向ける。
タイガーに、だだっ広い荒野に呼び出されたルパンは、ヘリコプ
ターで車を爆破されたかと思うと、やっとの思いで逃げ込んだ
アジトにまで執拗に追いかけられて大ピンチ。
あっちに逃げてもこっちに逃げても、まるで行く先を予測されて
いるかのように待ち伏せされるルパン。
何か秘密があるはずだと睨んだルパンは、草原で再びタイガーと
対峙するが、タイガーは目にも止まらぬ早さで移動し、ルパンを
苦戦に追いやった。
そしていよいよ断崖絶壁に追い詰められたルパンは、ついに足を
滑らせ谷底に転落してしまう。
それを見て満足げに笑うタイガーが2人。
なんとタイガーは双子だったのだ。

一方オールマイティ邸では、オールマイティが不二子との賭けに
勝って大喜びしていた。
そこへ一本の電話が入る。
「今夜12時、ダイヤの原石をいただきに行く」。
声の主はルパン。ルパンは死んではいなかったのだ。
そして予告どおりルパンは現れた。今度こそとルパンを追うタイガ
ー兄弟。やがてルパンはタイガー兄弟を遊園地のミラーハウスへと
誘い込む。
ルパンと次元の見事なコンビネーションの前に、鏡に映った虚像に
翻弄されたタイガー兄弟は相打ちに倒れる。
「俺たちも双子になりゃこんなもんよ」とルパンと次元は満足げに
笑うのだった。


■見どころ■ ポイント1:悪女   またまた不二子がルパンをネタにオールマイティという男と   賭け。「ルパンとどっちが強いか」ということでタイガー兄弟   に命を狙われるハメに。   「ルパン、ダイヤのためよ、がんばって〜v」   身も蓋もない不二子のセリフにがっくり肩を落とすルパンが   ちょっと哀れ。 ポイント2:シリアスorギャグ?   トイレに出没、冷蔵庫に出没、あっちでこっちでタイガー。   ここまで徹底すれば十分ストーカー(笑)   はたまたホラーか?怪奇現象か?答えはタイガーの秘密にあり。 ポイント3:ぐるぐる   66話「射殺命令!」に続いて頭からつま先まで包帯グルグル   ルパンが登場。 ポイント4:「後ろだっ!」   ミラーハウスでの対決は最高にドキドキハラハラします。   ミラーハウスはこういう上手い使い方をしてほしいです・・・   某「生きていた○術師」さん。   「俺たちも双子になりゃこんなもんだぜ」と得意げなルパンと   次元のコンビネーションには感服。こういうどんでん返しは   気持ちいい!
■データ■ <放送日>  1979年11月12日放送 <スタッフ>  脚本/杉村のぼる  絵コンテ/永丘昭典  演出/御厨恭輔  作画監督/北原健雄、児玉兼嗣 <キャスト>  今西正男、徳丸完、仲木隆二、岡田吉弘
■プチ用語■ BGM  第4バージョンのオープニング曲『ルパン三世'80』が、カー  アクションで2分半も使われている。  この曲は『カリオストロの城』のカーチェイスシーンで効果的に  使われていたことでも有名。  細かく音をつけることが多い新ルで、この選曲は異例。 コルト・パイソン  殺し屋タイガーの銃。


SEO [PR] おまとめローン 冷え性対策 坂本龍馬 動画掲示板 レンタルサーバー SEO