MYSTIV攻略日記メモ(2005.4.1)
MYSTIV〜REVELATION〜
 


『ネタバレ注意』 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
やってきましたMYSTIV〜REVELATION〜! 前作からのフリールック・ムーブメント(360度の視点移動が可能)はもちろん、 荘厳なBGM、見る者を圧倒する映像技術の高さと独特の世界観をそのままに、 今回はいつでもどこでも写真を撮ってアルバムを作れるなんて嬉しい機能がプラス。 くぅぅっ・・・発表から日本語版発売まで1年近く待ったよ!!! でも待った甲斐があったよ!しかも特典でサントラが付いてたよ!!! なんだかね〜、自分、もともとゲームにはあまり興味がない人間だったんですよ。 今もだけど(苦笑) 今、私が「ハマった」と認めるのはこのMYSTともう一つ某ゲームの2つだけかな。 めちゃくちゃ凝ってて、隠しイベントがいっぱいあって、伏線がバリバリ貼ってあって、 自由度が高くて、難易度が高くて、そして何より芸術的で、っていうのがMYST。 そもそも記念すべき1作目「MYST」に出会ったのは大学の時。 親友に勧められてプレイしたんだけど、当時はショックなんて生易しい単語じゃ 表現できないような衝撃を受けました。 見事にそれまでのゲームの概念や枠ってのを打ち破ってんですよ。 こんな斬新な世界があったのか!!と。 続編「RIVEN」ではさらにパワーアップしてクオリティの高さを見せ付けてくれ・・・ 「EXILE」で感動を通り越して、その時点で私にとって最高傑作になってたワケです。 そもそも続編ってのは前作よりレベルアップしてないとダメなんですよ。 EXILE以上の傑作は生まれないだろう、もうこれが最後だろうと思っていたところへ 続編が出るだなんて・・・ あれだけの大作を発表した後で出す続編はプレッシャーだっただろうなぁ、 なんて要らぬ心配なんぞしてみたり。 が。 そんな心配も始めた瞬間に吹き飛びました。 やっぱMYSTだよっっっ!!!!!!!      ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■プレイ記録・1日目(2005.3.27)■ 今日は本来なら日曜日で仕事も休み・・・のはずが、仕事の都合で休日出勤。 もちろん今回は予約して25日の発売当日に入手している。 にもかかわらず、仕事仕事で全く手をつけられず。 日曜日こそ!と思っていたら、あろうことか休日出勤。 こんなオアズケばっか食らわされてちゃ仕事も手につきません(涙) 流石に昼には仕事から解放されたので、大急ぎで帰宅しMYSTをセット。 くぅっ・・・やっとプレイできる・・・ <トマーナ> オープニングムービーでいきなりイーシャが登場。 ミストIIIで赤ん坊だったあの子がこうなったのか(感動) 感慨に耽っていると、写真を撮ってみたら?なんて話になり、今回初めて導入された <カメラ>を使ってみることに。フムフム。撮ったらアルバムにできるだなんて便利v やがてイーシャと私を乗せたロープウェイのような乗り物はアトラスのラボに到着。 入ってみると中央に巨大な望遠鏡のある部屋。 早速、誰もいないことをいいことに机の上や引き出しを覗いてみる。 あれだよね。ドラクエにしろ何にしろ、勇者と言いつつ結局は他人の家に上がって勝手に 戸棚や宝箱から宝石や薬を盗っていっちゃうんだよね。 「本棚の後ろから薬草を発見!薬草を手に入れた」なんて感じに(笑) あれは「本棚の後ろから薬草を発見!薬草をパクッた。」だと思うのは私だけか? ま、そんなどうでもイイ話は置いておくとして、ゴソゴソ家捜しでアトラスの日記を発見。 ふむふむ・・・ しばらくすると懐かしい旧友、アトラスが登場。 「よく来てくれた」と言いつつ「まぁ座って休んでくれ」とは言わないのがこのゲーム。 突然現れた彼は勝手に話を始めたかと思うと、 「そうだ!ちょうどいいところに来てくれた」と言わんばかりに、傍にあるブラウン管 TVのような機械を差し、動かす手伝いを要求してきた。 これでどこぞの時代の映像が見られる、と説明をしてくれるが、頭が追いつかない。 「クリスタル・ビューアのパネルを操作して、波長を合わせてくれ。  そこの左のレバーだ」 久しぶりに出会った旧友だぞ。 旅人にはもっと優しくしてくれ・・・ そんなこちらの戸惑いも混乱もどこ吹く風。 相変わらずゴーイングマイウェイなアトラスは更に指示を出してくる。 「いいぞ。今度は位相を調整してくれ」 パネルのバーを微妙に動かして、振幅、周波数、位相を合わせていく。 チュイ〜ンウィ〜ン しかしこれ、上手くやらないとアトラスから呆れた口調で命令されてしまう。 「それは位相のレバーだ、友よ。」「違う。波長が合ってない」「やりすぎだ」etc... はるばる来た旧友に茶も出さず命令するとは・・・(涙) しかも、クリスタル・ビューアが調整された途端、いきなりBOMB! 背後のモノモノしい装置が爆発。 ・・・アトラス君。 君の作った機械はよく壊れるね・・・。 そしていつもタイミングよくそれに巻き込まれるのが、なぜか私だよね・・・。 「電力を復旧してくれ」「イーシャを頼む」なんて、これまた勝手なセリフを残し、 慌てて部屋を出て行くアトラス。 ・・・思えばすべてはこの男に振り回されてるんだよなぁ。 ・・・もしかして元凶はコイツなんじゃ? なんて思いながらも、まぁそこで電力の復旧の仕方を説明してくれるものなら このゲームの意味はない。 仕方がないので「電力の復旧」を第一の目的に、周辺の建物を探索してみることに。 エレベータで下の階層に。 (一番下の3層目にはエレベータのランプが点灯せず。まだ行けないらしい) 植物園の1つでイーシャを発見。 電力を操作するパネルがあるが、イーシャは「触ったら(親が)イイ顔しないの」 みたいなことを言ってはにかむ。 見れば何やらいくつかの意味深なマークと、『○ちゃんの仮装大賞』の得点ゲージの ような、縦長の光るゲージが光っているが、触ったらダメなのか・・・と、 素直に信じて私も見て見ぬフリ(←間違ってる) そうそう、イーシャは他にも虫を飼っているらしく、嬉しそうに見せてくれたりもした。 へ〜。今回は生き物が結構いっぱい出てくるんだなぁ。 でもこの虫、よく見えないなぁ・・・ と、フタが開きそうなので中を覗いてみようとしたところ、虫が外に飛んで出て しまった。 ヤバッ!イーシャが飼ってる虫なのに! お・・・怒られないかな・・・; またまた見て見ぬフリをして机の周りを物色。 するとキャサリンの日記を発見。 ふむふむ・・・う〜ん、今は分かるような分からないような・・・; 多分、また後でいろいろプレイした後で読み直せば一つに繋がるのだろう。 植物園を出て隣の建物、そのまた隣の建物を探索。 一番奥の建物に行くと、何やら見覚えのあるものが! 部屋の中央に掲げられた絵にドキッ。 二人の少年が小さなプールにおもちゃの船を浮かべて遊んでいる。 それを優しく見つめるキャサリンと、その後ろで本を手にしているアトラス。 その奥には白い・・・時計台。 そう、これはあの「MYST」のあの場所!! 懐かしいなぁ・・・ その下には暖炉。 もちろん中に入ってみる。 すると案の定、暖炉の裏側にボタンが一つ。 しかし押しても何も起こらず。う〜ん???何か足りないのか??? とりあえずその部屋も後に。 反対側の水辺の2つの建物へは橋がかかっていないので行けず。 あとで行けるようになるのだろうか。 そこもサクッと諦めて、他を探索。 イーシャはと言うと、今度は植物園の下でベンチに座って笛の練習。 イーシャの目の前にある回転する球体の装置は・・・なんだろう? 光を集めるのか?と思って天井の光をレンズに当ててみるが何も起こらず。 う〜ん・・・後回し; アトラスのラボに戻っていろいろ装置をいじってみるが、電力がストップ しているのだから動くはずもなく・・・ ちなみに峡谷の間に巨大な歯車をむき出しにした装置を発見するが、 レバーについているマークは、イーシャがいじれないと言った (『○ちゃんの仮装大賞』のようなゲージがついた)あの装置に付いていたマークと同じ。 よく見れば、エレベータも気になるマークがついていた。 植物園の花の培養装置のようなものにもついていた。 やっぱあの“いじっちゃだめ”な装置をいじれってことか・・・。 他にいじれそうなものはないし、峡谷の歯車の装置は「いかにも」発電しそうな感じ(笑) 仕方がないので、植物園に戻って例の装置(以下、電力調整装置)を いじってみることに。 これは意外と簡単。算数というより、これこそ頭の体操パズル。 ポイントはイーシャのセリフ。青いラインが正常に動作するライン。 多すぎても少なすぎても装置は動かない。 長短6本のゲージを上手く使い分けて、15個の光をあの装置のマークが ついたゲージに集める。 マークが点灯したところで峡谷へ向かうと、案の定、水門が開かれ水車が周り始めた。 これで電力は復旧したかな? ところが、戻ろうとしたところ突然橋が崩れて・・・!!! <夜のトマーナ> 気が付けば夜。どうやら崖から落ちて気を失っていたらしい。 夜の<トマーナ>もオツv イーシャが飼っていた虫はホタルのように光っていて幻想的。 思わず写真をパチパチ。 今回、ムダに写真ばかり撮ってしまう。ほとんど見たもの全てを撮ってるような・・・ そうそう、昼には見落としていたのだが(昼こそ見つけろ) テラスに「結末は未だ書かれず トマーナ」というプレートが埋め込まれているのを発見。 結末は私が書けということか?それとも「MYST5」でも予告しているのか? 何にせよなんだかドキドキするような文句! ちなみに電力が復旧したお陰で、エレベータの最下層にも行けるようになった模様。 橋が崩れたことで、植物園と暖炉の部屋との間が分断されてしまったのだけど、 そのエレベータを使って行き来することが可能。 ところが、植物園で笛を吹いていたイーシャがいない。 ま、そりゃあのまま夜まで吹き続けてたらそれこそ怖いが。 そういえば昼間、イーシャの座っていたところに、レンズのついた丸い球体の装置が あったが、あれも電力が復旧したお陰で使えるようになった。 どうやらただのライトらしい。 そのただのライトをイーシャが昼間座っていたところに照射してみると・・・ なんと、昼間は気付かなかったが、背もたれの部分にレリーフが掘り込まれていた。 よく見るとドニ文字っぽい。(=読めない) さらに夜の<トマーナ>の探索は続く。 暖炉の部屋に行ってみる。すると、暖炉の中にイーシャのアミュレットを見つけた。 それに触れた途端、アミュレットが記憶していた過去の出来事がフラッシュバックして 見え、イーシャが何者かに連れ去られそうになって、暖炉の蓋を閉めるビジョンが 流れ込んでくる。 イーシャがさわられた・・・じゃなくてさらわれた! 誰がっ!何のために!!? いや、そんな質問は野暮中の野暮。 そりゃもォ“彼ら”しかいませんがな。 とうとう本格的にストーリーが動き出したというわけだ。 フンフン!(嬉) ならば、と昼間は何も起こらなかった例の暖炉の内側のボタンを押してみる。 今度は暖炉の蓋が閉まった。 しかも両脇からスポットライト(赤い点)が蓋の内側に映し出されたではないか。 さらに、そこには碁盤の目状のタッチパネルが。 クリックすると赤く反転する。なるほど。光の点とパネルを合わせろってことか。 これも手慣らしか、パターンさえわかれば意外と簡単。 一つのパネルをクリックしたら、周りのパネルがどういうパターンで反転するかが 分かれば、どこをクリックすればいいのか自然と見えてくるという仕組み。 難なくパネルを合わせると、地下に降りることができた。 そこで見つけた2冊の接続書。 とうとう出てきました〜っ。 しかも2冊。 これはまさしく“彼ら”・・・つまり、アクナーとシーラスが幽閉された <時代>・・・だよなぁ(苦笑) ドキドキ。 どちらにしようか悩んだ結果、右利きなのでまずは右の<時代>に<接続>することに。 (どういう理屈やら) ちなみに、全てクリアした後で気付いたのだが、アトラスのラボにあった天体望遠鏡と クリスタル・ビューアーのことはすっかり忘れていた。 というのも、天体望遠鏡の天窓の開け方がわからなかったのだ。あんなに目立つ場所に レバーがあったにも関わらず気が付かなかったというわけ。 向こう岸に見え2つの建物(キッチン?とイーシャの部屋)は、橋のレバーに気付かず 「今はまだ行けないところなんだろう」と勝手に判断。 こちらもかなり後になってから足を運ぶことになる(苦笑) <ヘイブン> 沈没船と何かの巨大な骨が横たわるジャングル、時代の名前は後にアクナーの 日記でわかるのだが<ヘイブン>というらしい。 接続書のすぐ頭上に、何やらバルブのような縦長のものが。 スピーカーのマークがついているので声か音が聞こえるのかと思ってバルブを押してみるが、 何も起こらない。 代わりにアミュレットから過去のビジョン(声)が流れてきた。 仲間ができた?リンゴを持ってきてくれた??? 何のことだろう。 ここでもいくつか物体に触れるとアミュレットがフラッシュバックを起こす。 その中の一つ、接続書のある建物から出てすぐの海岸で見たフラッシュバックに 気になるシーンが・・・ 白い水晶のような石が落ちているので触ってみたところ、 アクナーとシーラスが手と手を取り合ってもみあっている映像が流れたのだ。 (そういう怪しい表現はやめなさい) てっきり先ほどみた2つの<接続書>それぞれの<時代>に、アクナーとシーラスが 一人ずつ幽閉されたものとばかり思っていたものだから頭が混乱。 あれ?ここってアクナーが投獄された<時代>じゃないの? シーラスも来たの???謎だらけ。 とりあえず<時代>を探検。 まずは沈没船の船首部分に近づいてみる。重石を使った原始的なエレベータを 利用して上へ。 上へ・・・上へ・・・ン?何もない? 船首部分には行けないのか?よくわからないが大した収穫がなくてちょっとガッカリ。 しかも海上を鳥らしきものが飛んでいるのだが、鳴き方がバカにした 笑い声に聞こえてちょっと不気味。 ちなみにこの鳥、エサを取るのにまっさかさまに海面に飛び込むらしい。 そのスピードたるや、ちょっとした見もの。 カンダはこれを何とかして連続写真にしたくてしばらく粘ってしまった(バカ者) 気を取り直して海岸線に戻り、今度は巨大な謎の生物の骨を観察。 アミュレットから、この生物に関する「過去」のビジョンが流れてくる。 どうやらアクナーに殺されたらしい。 横に意味ありげなトーテムポールを発見。一応写真に収めておく。 さらに海岸を奥へと上陸してみる。 すると、これまた不気味な壁画を発見。 巨大な生物と戦う人の絵、巨大な生物を殺している人の絵。 さらに奥へと歩を進めると、何やらテントらしきものを発見。 誰かいるのか?と覗いた途端!!! テントが風にあおられ、空を飛んで、そして墜落。 またしても気を失ってしまった。 しかも目を開けるとそこにいたのはエイリアン!!!!! ・・・ではなく、エイリアンに似たサルのような生き物。 エイリアンを見たことがないのに「似ている」なんて失礼かもしれないが、 とりあえず、ETとグレムリンとエイリアンを足して3で割ったような生き物が こちらを覗き込んでいるからビックリ。 でもビックリしたのはサルの方らしく、私を見て大慌てで逃げてしまった。 失敬な!!! 改めて周りを見渡すと鬱蒼としたジャングルの中だということが判明。 早速迷子になるカンダ。 いつの間にかテントのあった場所に戻ってきた。一応海岸線と繋がっているらしいが、 それにしてもジャングルに一歩足を踏み入れたが最後、方向感覚が全くなくなってしまう。 ホント、MYSTの何が難しいってパズルを解くよりも道の複雑さの方が 私にとっては難解; 「カメラ」機能の次は“道しるべ”の機能を付けて欲しいと切実に思わずにいられない。 チルチルミチルのパンくずみたいに、パンくずを落として歩けるってのはどうだろう。 動物がいたら食べられてしまうだろうが。 さて、迷子を探索を続けていると何やら動物をとる仕掛けがあちこちに。 アミュレットからフラッシュバック(音)が流れ、動物の悲鳴が・・・ ギャーッ!可哀相〜っ・・・動物虐待反対〜っ(涙) あのアクナーのことだ。虐殺か・・・と勝手に想像。 アクナーの非道っぷりは健在らしい。この調子だとシーラスもだな; しかしそういえばこの世界には前作まで以上に虫や動物がいっぱいいることがわかる。 奇妙な生き物はサルだけじゃない。鳥のような・・・なんとも形容しがたい生き物やら、 イグワナを凶暴化したような感じの生き物(これは植物の毒で死んでしまう)やら、 カエルのような生き物やら。 何百年、何千年か後に人間が滅びたら・・・こんな動物が生まれてくるのかもしれない。 そうそう、沼地にいる草食動物とカエルにいたっては近づけば触ることもできる。 ツンツンっとな。 前者などは腰がセクシーにくびれているせいか太ももが女性っぽいせいか、 逃げ出す直前に見せる「きゃっ。イヤァン!」な反応がちょっと可笑しい。 え?お前だけだって?う〜ん、そうか? いろいろ放浪探検していくうちに、海岸線とは真反対の場所につり橋を発見。 つり橋を下ろすためには、桟橋にある操作パネルを操作しなければならないらしい。 操作パネルを見ると、どこかで見たことがあるようなマークがいっぱい。 海岸線の骨の横にあったトーテムポールとよく似たものが、ジャングルにちらばっていた。 そのトーテムポールのマークだ。 ついで、この世界にいる動物の捕食関係のピラミッド図(幾何学的なマークと 動物の足跡)が描かれたメモを発見する。 なるほど、ピラミッドの一番上に描かれた足跡はこの世界で一番強い生き物の足跡って ことで、その生き物のマークと足跡がわかればいいのか。 ただし、どの足跡がどの動物か、といったことは描かれていない。 むむむ・・・それは自分で調べろってことなのか? 第一に、ジャングルを探検して動物を観察し、どの動物がどの動物より強い、という 相互の捕食関係も調べなければならない。 ってなわけで、再びジャングルをさまよい探索しながら、マークが描かれている トーテムポールを探すことに。 しかし、ここで厄介なことが・・・ というのもあのエイリアンのようなサル。 展望台からトーテムポールが見えるのだが、その上で3匹のサルが果物でキャッチボール をして遊んでいるためマークがちょうど見えないのだ。 トーテムポールのそばまで行ってみるが、草木が邪魔で真下には近寄れない。 うぬ・・・。 そういえば展望台に3つの音の出る装置が取り付けてあった。 あれは何だろう。 あれを使うってことか? でも変な音しかしないよなぁ・・・ キーキーキー・・・ってそうそう。こんな音。 と、頭上を見上げると、枝の上からサルが警戒しながらこちらを見下ろしている。 そして、「高低高」の単調な泣き声をあげてさっと隠れてしまった。 そういえば! 近くに果物を飛ばしてサルを呼び寄せるスポットがあったが、あそこで サルにバッタリ遭遇した際も、この警戒したような鳴き声を上げて逃げたような。 確認してみるとやっぱりそう。 この音程は仲間に敵が来たと知らせる警告のようなものか? もしそうなら・・・ ゾクゾクしながら展望台に上がり、音を出す装置でサルの鳴きまねを再現。 すると・・・!         ++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ ちなみに、トーテムポールは1本だけ見つからないものがあったが、1本くらいなら あのつり橋のパネルの操作に支障はない。 他のマークを合わせて、残りの1本は適当に試行錯誤。 ようやくつり橋を下ろし、やっと橋を渡ることができた。 橋の中腹にアクナーのアジトらしきものが建っている。 中でアクナーの日記を発見。 さらにアミュレットが数々のビジョン(過去の声)を見せる。 ここでこの島の生き物の名前が発覚。 サルは「マングリー」と呼ぶらしい。さきほどの音を出す装置についての記述も発見。 アクナーはマングリーの鳴き声を分析したらしい。 あの鳴き声はそういう意味だったのか。 橋を渡り、向こう岸に上陸。 と、二手に分かれる道に差し掛かったと思ったら、何やらすごい勢いで爬虫類のような 生き物が走ってきた。 ワニとイグアナを混ぜたような、小さな恐竜のようなその生き物こそ、 あの捕食関係のピラミッドで、マングリーの天敵とされていた「カルナック」。 歯をガチガチ言わせて威嚇してくるため、先に進めない。 仕方がないので残った方の道を歩いていくと、展望台にたどり着いた。 上ってみると、眼下にマングリーが4匹。そして、その周りには五角形に並んだ巣が。 と、そこへさきほどのカルナックがのそのそと眼下に現れた。 奇声を上げて巣に逃げ込むマングリー。 展望台にはあの3つの音の出る装置が。 後ろには、果物を投げるマングリーの絵と、楽譜が描かれたタペストリー。 うぬ・・・・どうやらこれでマングリーを動かして、カルナックを倒せということらしい。 がしかし、やってみてわかったのだが、果物を投げることができるのは5箇所の巣の うちたった1箇所。 しかも5箇所の巣の中心には沼地と毒草があって、カルナックがそこを通ると 一時的に足を取られてもがくのだが、カルナックは毒の胞子が放出される前に 沼地から脱出してしまう。 上手く沼地に足を取られている間に、果物を投げて攻撃しなければいけないらしい。 さらに。 どうしたことか、いくら投げても・・・カルナックに当たらないのだ。果物が(爆) なんだ?何か間違ってるのか??? しかし、何度もやっていくうちにちょっとした発見もあった。 音の出し方で反応するマングリーが違うのだ。 そういえば、橋の中腹にあった建物に、マングリーの絵と楽譜が何枚かあったような。 つまり、アクナーは1匹ずつに名前をつけていたのだ。 これでマングリーを動かすポイントはわかった。 あとは果物を命中させるだけ・・・ と、ここで果物を投げるのが上手いマングリーと、下手なマングリーがいることが わかった。 下手なマングリーがなちょこフライなら、上手いマングリーは強力なドッヂボール。 こいつだ!!!!(笑) 理屈さえわかれば後はひたすらマングリーを巣から巣へ移して、果物投げが上手い マングリー君に投げてもらうだけ。 結果、見事命中。 毒草の胞子に捕らわれたカルナックはその場に倒れてしまった。 小躍りしながら道の分岐点まで戻ってみると、カルナックが通せんぼしていた 道が空いている。 歩いていくと、さきほど上から見ていた広場の中心にカルナックの横たわった姿が。 イビキみたいなのが聞こえるのだが・・・これって眠ってるのかしら; 高台に上ると蛇が巻きついたレバーを発見。 アクナーのメモを思い出し、蛇の腹を4回さすってチョイッ。 かなり不気味な姿に変化して飛んでいく蛇。 その先に見たものは・・・ おぉ! それにしても、最初はエイリアンにしか見えなかったマングリーも、こうやって見てみると 可愛く思えてくるから不思議である(苦笑) これでとりあえず、この<ヘイブン>の時代はクリアか? というより、あと何をすればいいのか分からないというのが本音(笑) それなら<トマーナ>に戻り、もう一つの<時代>に<接続>してみるかな? <スパイア> <ヘイブン>が昼の世界なら、こちらは完全に夜の世界。 闇の中に巨大な月と無数の星がきらめく、雲上に浮かぶ尖った塔(後にアトラスの日記で 知るところによると“尖塔”と呼ぶらしい)は幻想的・・・だけどあまりに無機質で 不気味。 ここにも接続書のすぐ頭上に、バルブのような縦長の装置が。 バルブを押してみるが何も起こらない。 石の階段を降りていくと、広間に出る。そこにあったのは緑色の光る石で作られた・・・ あの<風景>!!! MYSTの反射プールにおもちゃの船を浮かべている少年2人と、アトラスとキャサリン。 そう、あのアトラスの部屋で見かけた絵画と同じものがあるのだ。 何を意味しているのだ??? さらに探索を進めてみる。 すると、一番に目につくのはあちこちに散らばるキレイな水晶や宙に浮かぶ石。 ん?宙に浮かぶ・・・石!? そう、夜空に浮かんでいるのは石だ。 う。考えてみればこのアミュレットもシータの飛行石のペンダントっぽいかも、 なんてドキドキ。 そして、シーラスのラボにあったのは・・・ 中央の窪みに鎖でつながれた、青く光る石。 近づいてみると・・・浮いている!これはまさしく飛行石だっ!! 「パズーっ!!!」 「シータァァァッ!!!!」 しかし、いくら呼んでも誰も出てこない。 ロボット兵はおろか、小さな虫一匹たりとも見当たらない。 <ヘイブン>と大きく違うのは、ここは生き物の気配が全くないという点だ。 ちなみにその不思議な飛行石については、シーラスもなぜ浮かぶのかその 原理はわからなかったらしい。この<時代>を書いたアトラスだけが知っている というところか。 しかしシーラスはこの石にかなり興味を持ったらしく(当たり前か)、 いろいろな実験をしている。 それによると、この石は空中に浮かんでいる間は電気を帯電することができるらしい。 しかし一度地面に触れると、一気にその電気を放出してしまうというのだ。 全く不思議な石である。 また、シーラスは(日記や状況から判断するに) 何とかしてこの幽閉された時代<セレニア>から脱出しようと、 その飛行石で船をつくり、遥か彼方に浮かんでいるもう一つの浮き島に飛んでいこう としたらしい。 あの浮き島へ行き、雲の下に下りればどこかに繋がっているかもしれないと 思ったのだ。 ならば私もそこに行ってみよう。 しかし船ってどれのことを言っているのだ? 見渡すが、それらしきものはない。そこらじゅう探してみるが見つからない。 「もしかして・・・この丸い球体のことか?」 唯一“怪しい”のは、ラボの上下の階に操作パネルがあり、その中間を上下する 丸い球体。 そうだ、船と言っても海原じゃないのだから帆がついてるとは限らない。 空を飛ぶのだから宇宙船のようなものでも不思議ではないだろう。 空気抵抗を減らすために球体にしたとか。 そういえば『ラピュタ』の海賊たちが乗っていた乗り物もこんな丸い形だったような? (いい加減ラピュタから離れなさい) しかし小さい。こんな小さなものに乗れるのだろうか。 まだそれが船だと決まったわけじゃない。 いろいろと不安を残しつつ、しかし他にいじれそうなものがないので 諦めてその丸い物体を重点的にいじってみることに。 いろいろいじっていくうちに、なんとなく船の仕組みと操作の仕方がわかってきた。 ところがこの操作がまた難関。 船の上下それぞれの階に避雷針コントロールパネルがあって、それをいじることで 上下のパネルの間の磁界をコントロールして、浮かんでいる船の高さを調整 するっぽいのだが、船をどの高さにすればいいのか分からないのだ。 磁界を水平にするってのはどういうことだ??? とりあえず試行錯誤。 もう磁界コントロールパネルは見たくないというくらいいじった気がする。 いろいろ試してようやくドッキンスグテーションと浮き舟が接続され、 船に乗り込めるようになった。 やった!これで磁界コントロールパネルから開放される!!! ・・・しかし、たどり着いた浮島で見たものは・・・ さらにボタンやレバーが増え、パワーアップした避雷針コントロールパネル(遠い目) あぅ・・・。 何とか全ての避雷針を作動させて、元の尖塔に戻る。 さて続いて行けそうなところは・・・ と、一番気になるのはやはり鉄格子の部屋。 鉄格子の間から、部屋の中央に椅子のようなものが見えるのだが、 どうやっても鉄格子が開かない。 配線図のようなものが描かれた電子パネルも、あとは一ヶ所点灯していないだけ。 たぶんあの鉄格子の部屋にスイッチがあるのだろう。 もうやれそうなことはやり尽くした気がするのだが、どうやってあの鉄格子を 開けるのだろう・・・; とりあえず初日はここまで。 力尽きたのでまた明日。 ■プレイ記録・2日目■(2005.3.28) 今日は残業なんてもってのほか!仕事から帰って大急ぎでプレイ再開(笑) まずは昨日の続き・・・と行きたいところなのだが、 仕事中、ある一つの疑問が頭の中をグルグル(仕事しろ) クリアしたと思われる<ヘイブン>について、やはり何点か気になるところがあるのだ。 というわけで、再び<ヘイブン>に戻ってみることにした。 <ヘイブン再び> まずは沈没船の船首部分。 エレベータで上ったはいいが、船首部分には行けていない。 ただ上ってみるだけだなんて「MYST」らしくない。 やっぱりあの船首部分にはどこか入り口があるんじゃ・・・ 早速<ヘイブン>に戻ってエレベータをくまなく調べてみる。 と、前回は気付かなかったがエレベータで上ったところで、足元に意味ありげな 場所を発見。試しにエレベータ内の箱をそちらに移してみると・・・ 「あ。」 橋を渡って、船首部分に到着。 何か新しい発見があるかもしれないと、ドキドキしながら探索を開始してすぐに 海辺を飛んでいた鳥(カルナック)が目の前に下りてきた。 な、な、何だコイツは!!!! よく見ればあまりにも異様・・・;お世辞にも可愛いとは言えない。 しかも鳴き方がすこぶるよろしくない。 まるで人を小バカにしたような笑い声に聞こえる。 いや・・・実際バカにして笑っているとしか思えない。 どうやらこの鳥、アクナーの日記によればかなり頭がいいようで、 アクナーのものを勝手に盗んでいたらしい。それに怒ったアクナーが カルナックを乱獲したり、見せしめに殺したりしたということが分かった。 船内にはアクナーが仕留めたと思われるカルナックの骨が、あちこちに吊るされていた。 アクナーの日記以外にも、船内でこの世界の動物の名前と特徴の記されたメモを発見。 また、あの捕食関係ピラミッドが、動物の足跡の絵付きでメモされていたり。 さらには島全体の地図が明記された帆があったり。 もしかして・・・ここって一番最初に来るべきところだったんじゃ・・・ 「足跡がわからない〜っ!」と 片っ端から動物を追いかけて足跡を探した私の苦労って・・・ 「ここはさっき通った道じゃないか〜っ!」と ジャングルの中をさまよい続けた私の苦労って・・・ ・・・。(遠い目) またもう一ヶ所、ジャングルと南の沼地を結ぶ橋の手前に、草食動物ゼフターがいる 水辺があったと思うのだが、ゼフターの住処とジャングルの境界線あたりに、 木でできた開かない格子があるのだ。 すぐ左に黒板のような四角い鉄板があり、アミュレットに触ると「これなら奴も 開けられないだろう」といった旨のアクナーのセリフが流れてくる。 あそこも開くような気がしたのだが、また何か見落としているのか 何か足りないのか、まだ開けられていない。 そして、マングリーを操作してカルナックを撃退したあの場所についても、 意味ありげな方位磁石を見つけたが、特に何に使うのかわからないまま。 これはそのうち利用するのか? あとは何よりも、接続書のすぐ頭上にあった(音の出そうな)筒状のバルブの操作。 あれは何をするものだったのだろう。 今日はそんな何点か疑問を残したまま、昨日の続き<スパイア>の探索を再開。 <スパイア> さて、昨日までに離れ浮島の避雷針を操作するところまでは完了。 だが鉄格子の部屋がどうしても開かない。 どこに鉄格子を開けるスイッチがあるのだ!? ・・・そりゃスイッチを探しても見つからないはず。 入り口はあそこだけとは限らなかったようで・・・ 正面がダメなら裏から回れ、ってやつですかい・・・ まさかあんなところにトンネル状の滑り台があるだなんて(遠い目) いやむしろ、あれだけ分かりやすいところにあったにも関わらず、 全く気付かなかった自分がミステリー。 「見て下さい」と言わんばかりに存在を誇張していたにも関わらず、 素で通り過ぎていた自分がミステリー。 これって実はもっと早い段階で・・・というより普通の人は この<時代>に到着してすぐ見つけた場所だったんじゃ・・・; しかし、本当の難しさはここからだった。 鉄格子を開けたはいいが、中にあるクモの足状の椅子に座って言葉を失った。 「めちゃくちゃ複雑そうだよ・・・;」 今までのものと比べ物にならないくらい、複雑にレバーやらスイッチやらが 埋め込まれているパネルを見ながら、やや尻込みしてしまった。 とりあえず動かしてみることにする。 左のレバーを引いてみる。 と、ウィンウィンウィン! おぉぉっ!!! 中央に並んだ36個のライトがつき始めた!!!! しかし、ワクワクしながら様子をうかがっていると・・・36個付いた途端、 入り口にある装置(恐らくクモ椅子に電力を供給するスイッチ)がバチンッ! と音を立ててショートしてしまった。 そんな・・・(涙) 改めて供給スイッチを入れなおして再トライ。 しかしやっぱり36個ライトがついたかと思ったら、バチンッ!とショート。 おかしい・・・もう他の場所はやれるだけのことはやったつもりなのだが・・・ 供給する電力が違うということなのだろうか。 もしかしてあのシーラスのラボにあったメモを参考にする時がきたのか? <アルバム>を取り出し、今まで取り溜めた<写真>を片っ端からチェックする。 と、中に「20ユニット」という気になる数値が書かれたメモを発見。 「大きすぎても少なすぎてもダメ。」 これか?ものすごく意味深だぞ?この“ぴったり”20ユニット必要っていう 念の押し方が怪しいぞ!? よくわからないが、とりあえず試してみる価値はある。 ドッキングステーションの上下の磁界コントロールパネルをいじって、 避雷針から供給される電力を合計20ユニットにして再挑戦。 ・・・いや、だめだ。これじゃ36個のライトがきちんとつかない。 っかしいなぁ; これだ!とおもったんだがなぁ。20ユニットじゃないとしたらナンなんだ? メモを見直して他に重要そうな数字がないかチェック。 ・・・24か? 3つの数字が羅列されたメモを見ながら、合計したら24になる組み合わせばかりだと思い、 今度は電力を24になるようにして再挑戦。されど結果は同じ。 うんうん唸ってみるが答えは見つからず。 仕方がないので、シーラスの日記やメモを手帳に写し、ゲームはいったん中断。 オフラインで落ち着いて頭を使って考えることにした。 ■プレイ記録・3日目■(2005.3.29) 今日は仕事の合間に、昨夜のメモを片手にひたすら頭を回転。 おいおい、仕事より頭使ってないか?自分。 36個ライトが点灯するところまではいいのだと思う。 が、その直後にショートする・・・ってことは供給電力が大きすぎるのだと思う。 じゃあどうするか。 ・・・・・・・。 ・・・・・・・・・。 ちょっと待て。自分、今答えを言わなかったか? そうだ、ショートするってことは、そこに流れ込んできている電力が大きすぎる ってことだ。36個ちょうど点灯するように電力を調整したらどうなんだ? 待てよ。だとしたら、電力の供給に関係しているのは、上の磁界コントロールパネル (避雷針4個)と下の磁界コントロールパネル(避雷針7個)、 そして離れ浮島にあったコントロールパネル(避雷針34個)の3つだ。 この3つを使い分けて、合計36の電力を流すってことか? じゃあどうやって切り分ける? <スパイア> 家に帰り、仕事中に・・・(ゴホン)もとい、“仕事の合間”に考えたいくつかの パターンを試してみるべく、本日もスパイアに<接続>。 とりあえず一番簡単な組み合わせとして、離れ浮島の避雷針(34)は全部使い、 こちら側の上下の磁界コントロールパネルの避雷針で、足りない分(2)を 補ってみることに。 準備完了、ポチッとな。 36個点灯。 1秒・・・2秒・・・3秒・・・ ショートする気配はない。やった!成功だ!!! しかしそれも束の間の喜びに過ぎなかった。何せこれからが本番。 グルッと回転したかと思うと、下の階に下りていく椅子。 と、そこにあったのはズラリと円形状に並んだ人形の形をした水晶! まるで自分が演劇の舞台に立っているかのようだ・・・ しかし、クモ椅子からは下りられない。 まだこのクモ椅子の操作パネルをいじらなければならない。 中央に3本並んだ目盛りつきのレバーを上下してみると、 ぼわぁぁぁんという妙な音と共に36個のライトが減ったり増えたり。 う〜ん・・・わからない; さらに下の階に行ってみると、突如、視界が開けた。 なんと、このエレベータは尖塔の外(正確には下)にまで続いていたのだ。 しかもここは離れ浮島の望遠鏡から見えた、シーラスが叫んでいたあの場所!? 最下まで下りると、そこにあったのは歯車式の3つの回転装置。 何やら五角形、丸、六角形のマークがついている。これで周波数を合わせるだと? 再び何か参考になるメモがないか、<アルバム>を片っ端から探してみる。 記念にと、見たものを全て<写真>に撮っているので、使えそうなメモを探すのも一苦労。 なにせ、エレベータなんかも「記念に」と動いている瞬間を連続写真で 残しているくらいなのだから・・・ムダな写真が多い。 ムダだとわかっているのに、だけど「後で記念になるかも」とついつい 撮ってしまうあたりがセコイ性格である。 本題に戻るとして、膨大な量の写真を探した結果、 ビビビッと来る写真が3枚。この<時代>で見かけた巨大な水晶だ。 ちょうど水晶を囲んでいる岩の形が五角形、丸、六角形をしているのだ。 しかも人工的な差し金に目盛りがついていた。 この目盛り分、歯車を回転させろってことか? 歯車を合わせてみるが特に何も起こらない。 ちょっとガッカリしながら再び上の階(水晶の並んだフロア)に戻ることにした。 しかし! フロアに戻って再び操作パネルの3本のレバーをいじってみると、 先ほどと明らかな違いが!! なんと、さきほどまではレバーを押しても引いてもボワァァンという妙な音しか しなかったのが、今度は楽器の鍵盤のように“音”を奏でだしたのだ。 周波数をあわせるとはこういうことか!! しかし喜んでみたところで、3本のレバーをどう設定すればいいのかがわからない。 やっぱり何かヒントとなるものを探すしかないか・・・ 再び大量の<写真>と格闘。 ホント、ムダに撮りすぎた・・・かも; でもやっぱりこういう時に<写真>は重宝する。 <写真>で過去の探検記録を振り返ることができるというのはありがたい。 直筆のメモだと曖昧な絵しか描けないが、<写真>なら一目瞭然。 さきほどの水晶にしても、もし<写真>機能がなかったら、自分なら水晶の下の 目盛りしか記録していなかっただろう。 水晶を囲んでいる石の形だなんてきっと気にしなかったに違いない。 今回の<写真>は本当に便利な新機能だった。 次はチルチルミチルの<パンくず>機能を・・・(しつこい) ところでこのパネルには4箇所小さな入れ物があって、中にバネで固定された 石や水晶が入っている。 これが大きなポイントだった。 そう、メモの中に「水晶」「石英」「ナラ」といった単語があったはず。 それに「10-12-10」といった3つの数字の羅列。 正直面倒でやりたくなかったのだが、これを分析するのが賢い気がする・・・ ナラは「一番強い」「鍵盤がたえられる限界まで」とある。 ・・・ってことはできるだけ多く電流を流す必要があるってことか? MAX「12-12-12」で試してみる。 3本のレバーを全て、目盛りにして12個分動かしてみる・・・と、ビンゴ!! 4つの石のうち1つがブルブルと振動を始めたではないか。 他の3つの石も、メモを頼りにパターンを推測していく。 とは言っても、それぞれ3つの数字全てを割り出す必要はない。 まずどれか2本だけ目盛りを決めて、残る1本のレバーをゆっくり上下させていけばOK。 たとえばナラなら「12-12-12」だが、3本全ての数値を割り出さなくても、 「12-12」と2本分割り出してしまえば、あとはもう1本のレバーをゆっくり 1から順番に目盛りを増やしていけばいいのだ。 そうすれば、3本目がちょうど12になったところでブルブル振動が始まる。 ところが、一通り4つの石をブルブルさせてみたが、特に何も起こらない。 おかしい。何か起こって欲しいところなのだが・・・ しかも、一つ一つの石は、よく見ると周りに回転する穴付き金属があり、 一定の時間がたつとその穴に石がはまって回転が止まってしまうようになっている。 まるで・・・それって・・・時間制限だ。 こういう場合「やってみよう」と思いつくのが タイミングを合わせて「全部一度にブルブルさせてみる」という手。 これがなかなかタイミングが合わず、あと1つで全部ブルブル!と思った途端に 石の振動が止まってしまったり。 それぞれ石によって振動が止まるまでの時間が違うので、冷静に振動時間を分析すれば 難なく全部ブルブルができたのかもしれない。 が、そこまでするのは面倒だったので、ここは力技。 止まりそうになったら再びブルブルを繰り返し、一つ完成したら大急ぎで次の石。 それを繰り返すこと数回・・・ようやく全部ブルブルが完成!!! やったぞ!やったぞパトラッシュ!!! すると、目の前に一本の釣り橋が現れたではないか!!! おぉぉぉvvv つり橋の先には、クモの足を逆さにした籠があった。 中に入ると、シーラスの日記を発見。(シーラスはここを「尖塔」と呼んでいるらしい) その横には何かのスイッチが。 右側にはあの人形の形をした水晶を象ったマークがついていた。 とりあえずレバーを右に引いておく。 さらに籠の奥には透明の筒が二つと、その受け皿(筒状のボックス)が一つ。 受け皿を右にしてみたり左にしてみたり・・・でも何も起こらない。 どうやらこの筒の中で何かを作って、それをこの受け皿で取っていたのだろう。 特に意味はないようだ。 それぞれの筒には、さきほどの石を表す3つの数字が書かれている。 そして、籠の中央部には巨大な岩。 ・・・なんだこりゃ。 しかしそれ以上の発見がなかったので、クモ椅子に戻ることにした。 さて次は頭上の人形の形をした水晶をどうするか。 そういえば先ほど、筒状の装置に「12-12-12」というナラを表す数値が 書かれていたような? 何の気なしにクモ椅子パネルの3本のレバーを「12-12-12」に合わせてみた。 すると!!! 頭上の人形の形をした水晶が光だし、その中の一つがコロコロと落ちてきて さきほどの籠の中に転がっていったではないか! あの筒の中にはいるのか?入って何か ・・・と思った次の瞬間! 籠が閃光とともに大爆発を起こした。 ヤバッ!何かヤバイことをやっちゃったか!!?(焦) 慌てて見に行くと、案の定、筒の装置の受け皿が爆発でヘニャリと曲がっている。 壊しちゃったよ・・・; そういえば自分、受け皿はどちらにしていた? 左、つまりナラの筒とは逆の筒を受けるようにしていなかったか? 受け皿で受けてもらえなかったナラが地面に落ちて、爆発した・・・ということか? そういえばナラは石の中でも一番強い電流を流していた。 電力的には最大限に蓄積された石だとしたら、落ちた衝撃で爆発ってのも ありうるのかもしれない、なんて勝手に想像。 とにかくシーラスの日記などは無事だったのでホッと一安心。 再びクモ椅子に戻る。 と、「あれ?」 先ほどと何か籠の見え方が違う気がする。 何か変わってないか? 気のせいか? <写真>をチェックしてハッとした。 そういえば籠の中心にあったあの巨大な石がなくなってる!!!爆発で粉砕されたんだ!!! 慌てて籠に戻ってみると、ちょうど巨大な石があった場所にハッチが・・・。 映像が流れる。 バリバリと放電する空間の中をすごいスピードで駆け抜ける。 カッコよさに思わずウットリ。 「シータ・・・竜の巣だっっ!!!」 「パズー!!」 (もうラピュタはいいから) 到着した先は、この<時代>に来た時に一番に見かけた、あの壊れたエレベータ。 そうか、ここに繋がっていたのか。 いかにも重要そうな、御馴染みの円盤型カラーコードも入手。 どうやらこの<時代>もこれでクリアらしい。 <トマーナ>に帰ろう。 <トマーナ> 久しぶりに<トマーナ>に帰ってきた。 そろそろあの対岸の2つの建物に行けてもいいような気がするのだが・・・ どうしても入り口がわからない。 おかしい。もしかしてあの山の裏手に秘密の通路があるとか。 アトラスのラボに行き、裏で繋がっていないかチェック。 キャサリンの植物園(ユリの花の培養機がある部屋)の奥の扉がまだ開かない。 ちょっと遠いがあそこから行けるとか? しかし扉を開けるスイッチも見当たらないし鍵穴もなさそう。う〜ん??? もしかしてあのエレベータに目に見えない4つ目の階層に行くボタンがあるとか! ・・・あるはずもなく。 散々見当違いなところを探した末、やっと見つけたその場所とは・・・ 一番最初にチェックしたとこだよ(遠い目) アトラスとキャサリンの寝室、つまりエレベータの発着テラスに気になる レバーがあったのだ。 最初に見つけたとき「何のレバーだろう」と不思議に思ったのだが カチャカチャ動かしても何も起こらなかったので後回しにしていたのだ。 そりゃいくら動かしても動かないはず。 あの時はアトラスがクリスタル・ビューアーをいじってショートさせ(冒頭)、 島の電力がストップした状態だったのだ。 電気が流れていないのだから動くはずがない。 しかもせっかくその後電力を回復したのに、このレバーのことはすっかり 忘れていたというワケ。 こんな目立つところに・・・こんな「いかにも」なところにあったのに; レバーを引くと対岸の建物からガコンガコンと釣り橋が上がってきた。 それを渡り、ようやく念願の建物にたどり着く。 テラスにはイーシャの本。ここでアトラスからドニ文字を教わっていたらしい。 何やらアルファベットとドニ文字の対応表があったので<写真>に撮っておく。 右側の建物はどうやらキッチンらしく、中には家族の写真やら調理器具やら。 ガスに火をつけてみたりフライパンを叩いてみたり・・・ そして隣の建物はイーシャの部屋ではイーシャの日記を発見。(丸文字が可愛い/笑) それによるとイーシャは自分の本棚の本の背表紙を、ドニ語で書き換えたらしい。 それも家族の名前で。 その本棚を部屋の片隅で発見。なるほど、確かにずらりと並んだ本の背表紙は全て ドニ文字になっている。 試しにツンと本を押してみる。 ツンツンツンツン・・・と、6冊押すと元に戻ってしまう。 こりゃアトラス一家の名前を5人、順番に押すと何か起こりそうである。 アトラスパパをツン。 キャサリンママをツン。 (CatherineのCでかなり悩んだが、他の文字が合っているのでこれなのだろう。  ドニ文字でCはkhなのだろか?) ・・・あれ?次はアクナーだったっけ?シーラスだっけ? そういえばこの兄弟、どちらが兄かだなんて深く考えたことがなかった。 しかしドニ文字といえば他にも見かけたところがある。そう、植物園のレリーフ。 イーシャのドニ文字対応表と照らし合わせてみるとわかるが、あれは家系図だったのだ。 あれを辿ってみると・・・なるほど、どちらが兄かわかる。 そして最後にイーシャをツン。 ゴゴゴゴゴ・・・ おぉぉ。本棚の後ろから地下へ続く秘密の階段が!! ワクワクしながら下に下りてみると、ちょうど水上を走るエレベータの中からチラッと 見えた(いつもどうやって行くのかわからなくて指をくわえながら見ていた、とも言う) 岸辺に下り立つことができた。 イーシャのスケッチらしきものと・・・<接続書>を発見。 よ〜し、いよいよ新しい<時代>に接続だぁっvvv <セレニア> <トマーナ>は夜だったし、<ヘイブン>は昼間とは言え赤茶けた曇り空をしていたし、 スパイアに至っては周りは一面星空の世界だった。 どこも幻想的だったが、今ひとつ心が落ち着かなかった原因がここに着てわかった。 まぶしいっ!!! そう、太陽だ。太陽の光に見上げればまぶしいくらい突き抜けた青空、 水路に水が溢れ、緑の植物が生い茂り、洞窟の水たまりにはピチャンポチャンと 天井から落ちてくる水滴が美しい弧を描いている。 やっぱ太陽があると落ち着くなぁ・・・ いや、落ち着くどころかここは桃源郷の世界だった。 光る蝶が飛び交い、池には蓮の花が咲き乱れ、白いフワフワの綿ぼうしが飛び、 シャボン玉を噴出す木があるかと思えば、火の玉を落とす花があったり。 しかも綿ぼうし、シャボン玉、火の玉については触る(持ち運ぶ)ことが できるのだ。 さらに探索を続けると、水の精(おそらくイーシャの日記に書かれていたもの) や風の精(竜巻のようなもので、てっぺんにフクロウのような顔が見える)、 そして火の精に出くわした。 が、それらは近寄るとすぐにフイッと消えてしまった。う〜ん。シャイなのか? ちなみにここは何となく「千と千尋の神隠し」を連想させられる。 それがナゼなのかわからないのだが・・・BGMだろうか。水だろうか。 そもそも水の精ってのがアレだ。アレに似てるんだわ。温泉に入りに来た ドロドロの神様(名前が思い出せない/爆)。 あれの温泉から飛び出した竜に似てません?ホラ、頭の部分が(似てないって) ま、それはいいとして、とりあえずいつまでもここでノンビリしていたいような 桃源郷なのは間違いない。 離れたくないなぁ・・・。 しかしそれも10分後には前言撤回、「離れさせてくれ・・・」に変わった。 なんでこんなに複雑な迷路になってるんだ〜っ!!!! またしても道に迷いまくってシクシクメソメソ。 途中で逃げ去るアクナーの背中を見かけるが、すぐ見失ってしまった。 空に向かってニョキニョキ生えた石の森に視界をさえぎられて 方角も分からず、さらに分岐点だらけの迷路にあっちへウロウロこっちへウロウロ。 ようやく石の森から抜け、大きな鐘の下で<保護者>と呼ばれる女官、アーニャに 出会えた頃には、繰り返し流れ続けたBGMが頭にこびりついてゲッソリ状態。 さて、アーニャに「追憶の部屋」に行って助言を求めなさいと言われたが、 「追憶の部屋」というのがどこかわからない。 大きな神殿のような建物に足を運んでみる。 中に巨大な石像があるが、特に何も起こらない。 外に出てさらに奥へと足を運ぶと、さらに奥にEXILEで見た巨大な花とよく似た ハスを発見。 近づくと、その横にある潜水艦(<保護者>いわく魂の収穫器)の発着所にて シーラスを発見。 しかし潜水艦を壊して逃げてしまった。 ハスの中に入ってみる。中央に光り輝く花が一輪。 外にあるモニュメントに触ると、イーシャがシーラスとアクナーに捕らえられ、 監禁されている映像がフラッシュバックして流れてきた。 さらに、階段を上ってみると寝台がポツン。寝転がってみるが特に何も起こらない。 ・・・う〜ん。意味深である。 その場を後にし、再び探索開始。 水辺に沿って橋を渡っていくと、ボロボロの建物を発見。 その近くで再びアクナーと遭遇。 しかし今度はアクナーが話しかけてきた。 ナンだって?誤解? シーラスがイーシャをさらった、親父(アトラス)を殺そうとしている、 親父(アトラス)を連れてくるな、石の森に隠している20年前の日記を読んでくれ、 シーラスを信じるな、オレを信じてくれ。 そう言い残して逃げ去るアクナー。 この展開はまさしく、最終段階で「シーラスを信じるかアクナーを信じるか」 といった選択を余儀なくされるような予感。 まさに究極の選択。忌々しい「MYST」の記憶が蘇る(苦笑) あれで学んだのは、この世界は誰も信じちゃいけないってこと。 裏切りこそテーマ。 だけど今回は「あの選択」に賭けてみようかと思っている。 何があろうと信じ抜いて、最終的に選択を迫られたら迷うことなくそれを選ぼうと。 はてさて。 そうは言ってもアクナーの日記に、もしかしたらもっと具体的な真実が書かれているかも しれない。再び石の森に戻ってみることにした。 というより、古い建物に近づきたかったのだが、橋が落ちていたため近寄れなかったのだ。 石の森に戻り、川が交差するところというアクナーのセリフを思い出しながら 交差点を重点的に調べてみる。 かなり探してようやく発見。 早速読んでみる。 父親(アトラス)への復讐のため、シーラスと悪巧みを計画していること、 その目的のために、シーラスと一緒にこの<セレニア>でとある大切なものを盗もうとして いること・・・ だが最後のページに、シーラスの本当の目的に気付いて軽蔑したことなどが書かれていた。 日記の最後には「オレはおりるぜ」と。 具体的にシーラスが何をやろうとしているのかは書かれていない。 分かったのは、またシーラスとアクナーが互いに裏切りあおうとしているということだけ。 再び石の森を迷い、どうにかこうにか森を抜けると、今度はあの古い建物の裏手に 出ることができた。 しかしその古い建物の入り口は鍵が閉まっていて開かないらしい。 さらにその奥に潜水艦を発見するが、乗っても動かない。 手前に二つのレバーがあって、潜水艦を上げたり水に潜水させたり、ハッチを開けたり 閉めたりはできるのだが・・・ さらにウロウロすることしばらく。・・・かなりしばらく(遠い目) 赤い髪の<保護者>に会い、<魂の収穫器>についての説明と、 他の<保護者>たちが眠りに付いた旨を聞く。 神殿に行ってみると3人の<保護者>が椅子に座って寝ていた。 ・・・って怖いよ!!!!!! お香を炊いた神殿の中でマスクを被った女性が3人、座って寝てんだよ!!!! 見るからに異様・・・ ちなみにこの<保護者>が起きたら話を聞け、と赤い髪の<保護者>に指示されたのだが、 待てども待てども起きてくれない。 仕方がないので再び石の森を探索して、しばらく経ってもう一度戻ってみたが まだ起きてくれない。 う〜ん・・・; 八方塞とはまさにこのこと。 あのシャボン玉や火の玉をどうにかすればいいのだろうか。 どうすればいいのか分からなくなってしまった。 やることがわからず石の森をさまよい、ムダに時間が過ぎてゆく。 そうだ、そういえば<トマーナ>の天体望遠鏡をまだいじってなかった! あれ、天窓の開け方がわかんないんだよなぁ♪ よっし!あっちを先に片付けよう!何か進展があるかも!! というわけで、気分転換に<トマーナ>に戻ることにした。 ■<トマーナ>■ ボワワワワァァン。 帰ってまいりました、懐かしの<トマーナ>♪ ・・・と、次の瞬間目が点。 ここはどこだ??? <トマーナ>に帰ってきたはずが、着いたのはあのイーシャのスケッチがある 水辺のテラス・・・ではなく、見覚えのない建物の前。 建物の扉を開けてみる。 と、そこにあったのは見覚えのある植物園。 ユリの培養機やイーシャの虫かごがあったあの植物園だ! あの開かない扉はここに繋がっていたのだ。 ということはやはりここは<トマーナ>だ。あの植物園の裏手に出たのだ。 ここがどこなのか分かったのでその扉を後にし、さらに隣の部屋に足を運んでみる。 ここはどうやらアトラスの書斎らしい。 アトラスの日記を見つけて読む。 そして部屋の中を物色・・・。 あ!ここは!!!!!! まさかまさか、あの部屋だ。 EXILEの冒頭に出てきたあの部屋だ! いや、正確にはあの時火事で焼けてしまったものを、すっかりそのまま模して (ただし机だけはデザインを変えて)作っているのだ。 うわぁ・・・懐かしい!! そうだ、ここに接続書があったんだ・・・ アトラスと話をしていたらここに「ヤツ」が現れて・・・ 接続書を盗んで火をつけて・・・ なんだか意外なところで前作とのリンクを見つけて嬉しくなってしまった。 ホクホク気分になったところで再び<セレニア>に戻ってガンバることにした。 ちなみに・・・この時点で天体望遠鏡のことはすっかり忘れていた。 そのことに気付いたのはかなり経ってから。 何のために戻ったんだ、自分; しかし貴重な収穫もあった。 アトラスの日記に<セレニア>についての説明があったのだ。 アトラスの日記によれば、あの巨大なハスの花が<追憶の部屋>らしい。 そして、ボロボロの建物は巨大なハスの成れの果てだということが判明。 要するに昔「追憶の部屋」として使っていたのがあの古い建物。 古くなり、花から毒ガスが出てくるようになったので封印したというのだ。 なるほど、あの古い建物は毒ガスが充満しているから鍵をかけているのね。 だからいくらガンバっても開かないのね。 むしろ開けちゃダメなのね;(怯) ■<セレニア>再び■ さて、<セレニア>に戻ってきた。 今のところ<保護者>はまだ寝ている状態。 他に何かできそうなところと言えば、あの古い建物の奥にある潜水艦を 何とか動かしてみることくらいか? あとは水。複雑に行き来している水路の4箇所に、歯車式の水門がある。 歯車の横のレバーを引くと、歯車の右の水路の水を止めたり、 左の水路の水を止めたりと水の流れを変えることができるようなのだ。 だが、それをやって最終的にどうすればいいのか、何を目的にすればいいのかが わからない。 ちなみに4つのうち最下流にある水門(水門を空けると下方の石像の口から 水がドバーーーーッと出るところ)の水門には例の炎の蛇が巻きついていた。 これも4回ナデナデしてチョイッ。 あっという間に逃げてしまうし、この蛇自体に何か意味はあるのか?と不思議に思ったが、 しいて言えば<トマーナ>から他の時代をクリアせずにいきなり<セレニア>に来ることも 可能なんだよな。 そういう最短コースでここまで来ちゃった人のためのものかなと。 <ヘイブン>をクリアしないとここのロックが外れないようになっているんだ、と 勝手に解釈。 そうそう、その石像の口から水がドバーーーーーッと出る のが見える広場(なんちゅう表現だ/苦笑)でやや中年の<保護者>を発見。 この人は眠らなくていいのか。 しかしこの<保護者>は他の<保護者>に比べて、<私>を懐疑的な目で 見ている。あまり歓迎されていないらしい。 散々言いたいことを言うと、<私>を無視して地面から伸びたほら貝のような 筒(笛?)を吹き始めた。 そして更にウロウロすることしばし。 神殿に戻ってみると、やっと<保護者>が起きてくれた。 <案内の魂>について説明をしてくれた後、<私>に合う<案内>を 見つけてあげよう、と言われて何やら儀式めいたことを行う。 布の上に手をかざすとシャボン玉がフワフワと降って来た。 そして、<保護者>に<私>に合った<案内>は「水」だと言われた。 石の森に行き、水の精がよろこぶ贈り物をしてみなさい、と告げる<保護者>。 その後で「追憶の部屋」に行けば何かが起こる、と。 石の森で「水の精」に贈り物をしろという指示を受けたので、素直にそうすることに。 (他にやれそうなことがわからないので) 水の精というのはきっとあの、近づくと消えてしまう水柱のことだろう。 贈り物は・・・たぶんシャボン玉か綿ぼうしだろう。 というのも、これ以前に何も考えず火は試してみたのだ。 試してみたというより、面白半分に火の粉を持ち運んでいたら偶然 水の精に出くわした、というものなのだが(苦笑) その時は水の精は「これじゃないわよっ」と言わんばかりにすぐに消えてしまった。 ならば候補は残る2つだろう。 しかしこの水の精、なかなか出てきて欲しい時に出てきてくれない。 しかもシャボン玉も綿ぼうしも、どこまでも持っていけるわけではなく、 数歩歩くとフッと消えてしまうし、急いで手を動かしたりしても消えてしまう。 なかなか厄介である。 さらに石の森は迷路の森。 こっちの方で水の精が出るスポットがあったはず・・・と思って歩いていても 全然見当違いの方に出てしまったり。 しかも水の精が出る場所だけでも数箇所あるのだが、それぞれのスポットに順番に 出現するようで、今ここのスポットで出現したからと言って、慌てて贈り物を 持ってきても、続けては出現してくれない。 これじゃラチがあきませんがな(涙) 自分のあまりの方向音痴っぷりにウンザリしながら、水の精のことはいったん忘れて 石の森を歩き回って地図を描いてみることにした。 ここで水路が分かれて・・・ここが風の精が出るスポットで・・・ ここには水路を変える装置があって・・・ここを出れば古い追憶の部屋に行けて・・・ 地道にコツコツ・・・でも本当に地味だわ; ようやくできた地図を見ながら、再び贈り物作戦開始。 と、今度は土地勘ができたせいか、次にどこに行けばいいのか分かった分、 迷わず探索することができるようになった。 そのお陰で水の精にも遭遇する確率が高くなる。 肝心の贈り物だが、綿ぼうしはダメだった。 となるとシャボン玉。 シャボン玉を持っていくと、案の定反応アリ! 「ン?ン?ン?」と 首を傾げる水の精!! いいぞ!これをもらえ!もらうんだ!!(命令) しかし期待も虚しく、水の精はドポンッと消えてしまった。 え?違うの? もらってくれないの!!?くぅん・・・。 これだけガンバって貢いでるのに・・・ お前なんか・・・キライだぁ・・・(涙) 半ばヤケ。 何がいけないんだ。 実は自分、水の精と仲が悪いんじゃないのか? 実は風の方が相性がイイんじゃないのか? あの<保護者>め、間違ったこと教えたんじゃないのか?(人はこれを責任転嫁という) そっちがその気なら、やっぱりここは後回しにして、古い「追憶の部屋」の後ろにある 潜水艦をどうにかしていじってみようかな・・・ 水の精を無視して、古い潜水艦の元へ。 と、そこで驚くべきことが! なんと、あれほど叩いても引いてもびくともしなかった古い「追憶の部屋」の ドアが勝手に開いたのだ。 しかもその中からシーラスが出てきたもんだから更にビックリ。 な、何で中から出てきたんだ!!?(焦) 古い「追憶の部屋」は毒ガスが充満してるんじゃなかったのか!!?!!? シーラスはこちらに気付くや、慌てて「これはこれは」と他人行儀(苦笑) 彼が言うには「アクナーが危険な事を考えている(裏切ろうとしている)、 だから親父(アトラス)を呼んできてくれ。3人で力を合わせてアクナーの 悪巧みを封じよう」というもの。 やっぱりこの二人はお互いを信用していないらしい・・・。 そして一方的にまくし立てたかと思うと、再びドアの向こうに消えてしまった。 って、それよりもどうして毒ガスが出ているのにこいつは平気なんだ!!!!! シーラス、とうとう人間離れしてしまったのか・・・ もしくは、実は入れるとか。毒ガスは中和されたとか。 しかしドアは再び“開かずの扉”。 謎である。 そして、裏の潜水艦もなぞである。どうやっても動かせない。 できることと言えば相変わらず傍のレバーで潜水艦を上下させたり、ハッチを開閉 させたりだけ。 ・・・・こんなにガンバってるのに(涙) もうお前なんか知るか〜っ!!!!!! いいさいいさ!お前なんかいなくても私には水の精がいるんだっ!!!! 水の精に貢いで貢いで貢ぎ抜いて、こっちを振り向かせてやる〜っ!!!!!! というわけで、一度はフッた(フられた?)水の精の元へ逆戻り。 しかし、貢物はどう考えても「シャボン玉」な気がする。 明らかに火の粉や綿ぼうしの時と反応が違う。 もしかして渡す時に何かしなきゃいけないのか? 再び挑戦。 今度は遭遇したところで、思いきってシャボン玉を持っている手でポチッとクリック してみた。 すると、シャボン玉がフワフワと水の精の元に飛んで行き、水の精の頭に 着いたかとおもったら・・・おぉぉっ☆ 愛が通じた・・・愛が通じた・・・(感動) しかし、そのまま水の精は消えてしまった。 ただ、いつもと違ってキラキラと光る粉をまき散らしながら。 これでいい・・・のか? 半信半疑のまま、「追憶の部屋」へ行ってみる。 中央の花には何の変化もなし。 やっぱり違ったのかなぁなんて思いながら二階に上がってみる・・・と、 <保護者>が一人いるではないか。 これから<夢の国>へ案内するから寝台に寝ろ、お告げを聞いて来いという<保護者>。 待ってました!!! 急いで寝台に乗ってみる。 と、頭上に二つの穴(目)が空いた木の板をかざされた。 じっと見つめているとその板が光だし・・・ おぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・・ 長い長い幻想的なムービーの後、たどり着いたのは真っ暗闇の世界。 水の精らしき人物の声がし、イーシャの魂についてだか?説明を受ける。 そして現れたのが・・・イーシャの白い魂と、それを囲む無数の色とりどりの丸い光。 な・・・なんじゃこりゃ・・・;;; 水の精は、それぞれの光を何とか導いて<祖先>の声を聞け、とか何とか言って いなくなってしまった。 そ・・・そんな・・・・この途方もない空間でどうしろと;;;;;;; 試しに光を触ってみると、イーシャの魂は白いままなのだが、 他の光はタッチするたびに赤から順番に紫、青、水色、黄緑、黄、白と変わっていく。 もしかしてこのイーシャの魂の周りに全色そろえるとか? 試してみるが、特に何も変わらず。 それに、その外周にはまだまだ色とりどりの光が存在する。 イーシャの周りだけ変えただけじゃダメなのか??? かと言って端がどこまであるのかわからないぞ??? 最高に意味不明である。 考えること3時間・・・4時間・・・5時間・・・ そしてやっぱり徹夜。(←たぶんこのゲームで一番悩んだ時間が長かった) ■プレイ記録・4日目■(2005.3.30) 今日は珍しく仕事を年休にしてみた。 有給休暇はきちんと消化しなきゃね!(ってただゲームがしたかっただけだろう) いや、真面目にちょうど仕事のプロジェクトが終わったところだったので キリもよく、1日くらい年休を取っても支障がなかったのだ。 仮眠をとって再び再開。 しかし全く進まず。う〜ん・・・ダメだ; この光の配色からして、スパイアで見た円盤型のカラーコードを連想させるのだが、 なにぶん数が違う。 それにあのカラーコードを真似てイーシャの魂の周りに色を配置したとしても、 やはりその外周の光についてが不明なままだ。 そもそも、カラーを全色何かのパターンで統一するのは、正直難しいなんて 話じゃ済まない気がする。ほとんど不可能に近い。 だってどこまでこの光の玉が続いているのかわからないのだから。 そもそもどういう並びにすればいいのかさえもわからない。 ・・・ならば発想を変えて、逆に1色にそろえるっていうのはどうだろう。 全て赤とか。全て青とか。 それならば白しかない。 なぜってイーシャの魂だけ変わらない白だから。 もちろん当てずっぽうでしかない。確固たる確信もないし、白に変えると言っても 端がどこまで続いているのか分からない以上、もしかしたら延々と続けなければ ならないかもしれない。正直、ムダなことの可能性が高い。 やっぱりイーシャの周りの光だけを何かのパターンに変えると考えた方が妥当な気もする。 しかしまぁ、悩んでいてもヒントは出てこないので、 何か重要なヒントでも思い出せないかと考えながら作業をしてみることにした。 まずは光の色が変わるパターンを割り出す。 行って戻って行って戻ってを繰り返すとボワンと音がして、せっかく白く変えたところが ランダムに色が変わってしまうこともわかった。 それを踏まえて、コツコツ地味〜・・・・に、白く変えていく。 しかし気が遠くなる作業である。 いつ終わるのかもわからない。どこまで続いているのか分からない以上、 全て白に変えられるのかもわからない。 だんだん本当にムダなことをやっているような気がしてきた。 やっぱりちゃんとヒントを探してこなきゃダメなのか・・・ 何か見落としているものがあったのか・・・ もしかして、色を変えるのは関係なくて、この空間のどこかに他と違う 色のパターンで変わる光があって、それを探し出せというものだったのではないだろうか、 なんて心配も出てきたり。 だいぶ白い面積が多くなってきたような気はするが、じゃあ白く変えて何をすればいいのか と言われるとさっぱりわからない。 そろそろ止めようか・・・ そう思いかけていた時だった。 突然、水の精の声がして、「成功」と告げられた。 何っ!!?クリア!!?!!? じゃあやっぱり全部白く変えればよかったっていうことか? だけどどうして!? よくわからないまま、まぁクリアしたのならいいか・・・とグッタリ。 直後、重要そうな色の並びが現れるので急いでメモ。 3色の光の玉が三角形に並んだものが2つ。 何を意味しているのだろう。 これでようやく、散々苦労させられた<夢の世界>を後にすることができた。 な・・・長かった・・・(涙) もうしばらく<夢の国>も光の玉も見たくないじょ・・・ さて、ここまでくれば行くところは決まっている。 あのシーラスを最後に目撃した古い「追憶の部屋」しかないだろう。 あの中にシーラスがいる。恐らくイーシャもいる。 しかし表のドアは開かない。 となると・・・別の入り口を探す必要がある。 あと残っているものと言えば、いかにも怪しいのが古い「追憶の部屋」の裏にある潜水艦。 あれをどうにかすれば何かヒントが現れるかもしれない。 いや、かなりそんな気がする(笑) さて、しかし潜水艦は使っていない(by赤い髪の<保護者>)だけあって 全く動く気配がない。 潜水艦のため池には、上流部から滝のように水が流れてきていて、回転式の水門が ため池に水を送り込んでいる。 そういえばこれとよく似た水門が4つあった。考えてみればその4つの水門は 今までのストーリー(パズル)に登場してきていない。 これはクサイ。 水の流れが関係しているということか? 急いで苦心して作った地図を広げてみる。 と、今まで気付かなかったのだが、そのそれぞれの水門から伸びた水路が このため池へ繋がっているのだ!! そして今、水はとうとうとため池に流れ落ちている。 水はたっぷりあるのに、潜水艦は動かない。 ・・・ならば逆か? 水を止めてしまったらどうだ? そうするには池に一番近い水門(A)を封鎖してしまえばいい。 ところがこの水門(A)は、シーラスが壊してしまっている。 なるほど!! この水門(A)を壊してしまえば、ため池へ常に水が流れ続ける。 要するに、誰かに水を止められると困るからこの水門(A)を壊したのだ。 間違いない、あのため池へ流れる水を止めればいいのだ!! そうと決まれば話は早い。 水門(A)がだめなら、その上流にある水門を止めればいい。 だがここが厄介で、水門(A)へは、最上流部にある水門(B)と その下流にある水門(C)の両方から水が流れてくるようになっている。 つまり、水門(B)と水門(C)の両方を止めなければいけない。 まずは最上流の水門(B)をいじり、左の水路の水を止める。 右の水路へは水が流れ続けていて、その先に水門(C)がある。 水門(C)から水門(A)へと流れ込んでいるのは左の水路。 よって左の水路を封鎖する。 最後に、開けると石像の口からドバーーーッと出る、あの水門。 あれを開ける。 これでOK!ため池へ流れてくる水は全てシャットダウンされた。 しかし・・・何も起こらない。潜水艦も動く様子はない。 おかしい。 水は止まったのに? 私としては、ため池の水がなくなって、下に扉か何かが出現してくれることを 期待していたのだが、ため池の水はなくなっていない。 試しに潜水艦を沈めてみる。やっぱり何も起こらない。 いつもやるように、面白半分に水中でハッチを開け(こういうの子供が好んでやるよね/笑) 水が潜水艦の中に充満したところでハッチを閉め、 潜水艦を浮上。 浮上したところでハッチを開けて中の水を出して遊んでみる。 ・・・と、浮上させてハッチを開けよとした瞬間、画面に変化が! ボーっと潜水艦を見ていたら、画面の何かが動いた。 慌てて同じ動作を繰り返して見たところ・・・開いた! 見えにくいが、潜水艦の向こう側、ちょうどため池の水面ギリギリあたりの 板がガコンと開いたのだ。 近寄ってみると中に入れる様子。やった!! 中には大きな歯車が。たいていこういう歯車が出てくる装置は 原始的な原理を利用して設計しているはず。 どうやらこの隠し扉はため池の水圧で動く仕組みになっているのだろう。 だが、中に入ったはイイが、奥の木の扉が開かない。 手前に小さな小窓があり、潜水艦の下部(ため池の内部)が映し出されている。 すぐ横にレバーがあるので試しに引いてみると、そのため池の内部にある 小さな排水溝が開き、ため池の水が少し減った。 だが、まだ奥の扉は開かない。 ここまで来たらあと少し。あと少し水圧を減らせば行けそうな気がする。 もう少しため池の水を減らせないだろうか。 地上に出てハッチを開けてみる。ドバーッと潜水艦から水が吐き出される。 これで、ため池の水は潜水艦の中にあった水の量だけ増えることになるが、 実際はため池の中にある、あの扉を開けた小さな排水溝から排出されるて プラスマイナス0である。 再び潜水艦を沈め、ハッチを開いて中に水を溜め、ハッチを閉じて浮上させる。 あいにくため池の水全てをなくすことはできないが、 少なくともこれで、先ほどよりさらに、ため池から潜水艦の容積分だけ 水が減ったことになる。 これでどうだ! 秘密の通路を降りていくと・・・木の扉が開いている!!!!! そして、その代わりに金属製の重々しい扉が! 中央には円形のパネルが埋め込まれている。この扉の鍵になっているようだ。 その円形のパネルにはこれまでにないくらい多くの、カラフルなボタンが。 パネルに触ると、アミュレットがフラッシュバックを起こした。 流れてきたのは・・・<セレニア>で見た円形のカラーコード。 そして、<夢の国>で最後に見た、3色の光の玉が三角形に並んだものが2つ。 それが合体して分離して散らばって・・・扉が開いて・・・ そこで映像は途切れた。 <セレニア>で見たもの、<夢の国>で見たもの、 2つを組み合わせてこのカラフルなボタンを並び替えろってことらしい。 しかし・・・・どう組み合わせるんだ!? ■プレイ記録・5日目■(2005.3.31) <セレニア>で見た円形カラーコードの色は6色。 頂点から右回りに緑、青、黄色、水色、黄色、赤。 これは前作までと同様、プレイするごとにランダムに変わるのだろうか。 とりあえず私の見たカラーコードはこの組み合わせ。 一見、扉のパネルもこのカラーコードと同じ配置にすればいいような気がする。 つまり、頂点に位置する三角形には緑のボタンを集めて、その右の 三角形には青いボタンを集めて・・・といった具合。 だが、各色3つずつしかボタンがない。 <セレニア>の円形カラーコードには黄色が2箇所に重複してある。 そして、もっと重要なのはボタンの中にはピンク色があるが、<セレニア>の 円形カラーコードにはピンクなど存在しなかったという点。 ピンクといえば、<夢の国>で見た映像にあった。 ピンク、黄色、水色の光の玉が作る三角形と、緑、赤、青の光の玉が作る三角形の映像だ。 再び行き詰ってしまった。 う〜ん。これは難解である。 しかし<セレニア>の6色の並びは重要なはず。 扉のパネルを見て、6と言う数値が当てはまりそうなのは内周くらいである。 内周に6色を並べてみる。 だが外周はどうすればいいんだ? ・・・<夢の国>のあの三角形・・・か? ・・・・か!!!!! つまり、内周に並べた色それぞれについて、その外周にあの<夢の国>で見た 三角形を作っていけばいいのか!? 内周の頂点にある緑には・・・緑、赤、青の三角形をその外周に作るのだ。 内周の下部にある水色には・・・ピンク、黄色、水色の三角形をその外周に作るのだ。 そしていよいよ最後の扉が開かれた(感動) ■<古い追憶の部屋>■ ここから先は、これからプレイするという人は絶対に読まないで欲しい。 最終選択とラストの最も重要なことについて完全にネタバレしている。 わかってしまったらこのゲームは間違いなく面白みが半減してしまうと思う。 くれぐれもご注意を。 ドキドキしながら中に入る。 頭上には古い「追憶の部屋」へと続く階段。壁には防毒マスクが掛けられている。 手に触れるとアミュレットがフラッシュバックした。 シーラスとアクナーの過去の会話が聞こえる。 毒ガスはシーラスが封じ込めたらしい。どうやって?花を見てみろ? 階段を上り、ゆっくりとハッチを開ける。 花弁の隙間からまぶしい光が差し込む、古い「追憶の部屋」内部。 花の中央には分厚い扉で保護されためしべの部屋がある。 近づいてみると、めしべに球体のガラスがはまっていた。 毒ガスを放出するめしべを、シーラスがこれで封じたのだ。 その場を後にして、再び古い「追憶の部屋」を探索してみる。 と、部屋の奥に奇妙なドラム缶のような機械が。 近寄ってみると・・・ ぎゃぁあぁぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!!!!!! MYST史上ここまで恐ろしいシーンがあっただろうか; 1作目の「MYST」は結構ホラー色が濃くてビクビクしたが、 2作目、3作目は怖いシーンはそんなになかった(と思われる。 いや、3作目はバッドエンドを選択したら怖いことは怖いが/汗) しかしここまで恐怖を感じた映像はなかった。 このゲーム、断じてホラー系ではないのだがこのシーンだけは究極のホラー・・・。 できれば夜見るのだけは勘弁・・・ しかし意外な展開になってしまった。 まさかこんな・・・シーラスが死んでいるだなんて。 その横には階段。この上で何が待ち受けているのか。イーシャは無事なのか。 恐る恐るすぐ横の階段を上っていく。 そこに広がっていたのは無数の機械。そして・・・ 「アクナーッ!!!」 叫んだのはイーシャだった。見れば部屋の片隅で鉄製の椅子に縛り付けられている。 イーシャはすぐさまこちらに気付き、「あなたね!助けに来てくれたのね」と安堵の 表情を見せ、「そこのレバーでこの椅子から解放して」と懇願する。 そこで何かが確信に変わった。 おずおずとレバーの元へと歩を進めると・・・やはり現れた。 入り口にボウガンを手にしたアクナーが。 「待て。そいつはイーシャじゃねぇ。シーラスだ。  シーラスがイーシャの魂を追い出してイーシャの体に乗り移ったんだ。  そいつは親父を殺す気だ」 「嘘つき!アクナーがシーラスを殺したのよ!!助けて!!!」 二人の口論が始まる。 「琥珀のレバーを引け」というアクナー。 「お願い、その銀のレバーを引いて」と懇願するイーシャ。 間違えればその場で殺される、究極の選択だ。 だけど、私の選択はずっと以前に、あの日記を読んだ時から決まっていた。 レバーを引く。 イーシャが死んだ。 バッドエンド?間違った選択をしたのか? いや、違う。続きがある。 イーシャを蘇らせる方法があるという。隣の椅子に座り、再び<夢の国>へと旅立つ。 そして最後の難関“記憶のパズル”を解き、イーシャの魂を呼び戻すことに成功。 全てが終わった。 <夢の国>を最後までプレイして、やっとストーリーの全貌が明らかになった。 そうか、あのチェスはそういう意味だったのか・・・ そうか、あの時シーラスが手にしていたのは・・・ そうか・・・ 数々の不可解だった点がやっと一本の線に繋がった。 最終選択でどちらを選んだのかって? そりゃもちろん・・・アクナー。 <ヘイブン>で見た彼の日記、彼の過去の行動、彼の虐殺は野蛮そのものだった。 だけど、橋の上の日記は違った。日記を読んで気持ちが同情に傾き始めた。 マングリーに仲間意識を持たれ、「どうしたらいいんだ、親父」とためらうアクナーには 野蛮さはなかった。 <ヘイブン>の接続書のすぐ頭上に、バルブのような縦長のものがあった。 操作はわからなかったが、代わりにアミュレットから過去のビジョン(声)が流れてきた。 「仲間ができた」と喜ぶアクナーの声が聞こえてきた。 仲間ができた?リンゴを持ってきてくれた??? 何のことだ?と最初は思ったが、橋の上の小屋にあった日記を読んだ後ならわかる。 もしかしてこの仲間と言うのはマングリーのことでは・・・ 周りのものは全て敵だったアクナーが、マングリーを受け入れた。 そして、それ以前の乱獲行為でメスが全滅してしまい、気が付いた時には周りの生物に 新しい命が生まれてこないことを知り、己の行為のおろかさに気付き、 絶望に打ちひしがれるアクナー。 島のあちこちにちらばっていた罠や、乱獲の跡だけ見ると野蛮な男でしかないのだが、 恐らく途中で心境の変化があったのだろう。アクナーの日記を、それぞれ古いものから 読み直してみるとよくわかる。 あのトーテムポールですら、最初は「敵」の骨を見せびらかしに島中に飾ってやるなんて 言ってたが、別の日記では自らの行いの悔い改めるためのものになっている。 暗い無機質な世界に幽閉され、完全に孤独だったシーラスと違い、 生き物のいる(特にそれが敵だけでなく“仲間”と呼べる生き物と出会えた)ことが アクナーを変えたのか。 あの瞬間から、今回は何があってもアクナーを信じてみようと思っていた。 そしてこの部屋にたどり着いた時のイーシャの「アクナーッ!!!」という罵声。 あれほど兄を慕っていたイーシャが憎しみをあらわにした瞬間、 何か違和感を感じてならなかったのだ。 あれはアクナーに裏切られたシーラスの“声”だったのだ。 もし最終選択でイーシャの“銀のレバー”を選択し、イーシャを椅子から解放したら、 その場でイーシャ(の仮面を被ったシーラス)に殺されただろう。 真相はこうだ。 イーシャをさらったのはシーラスだった。 そしてこの<セレニア>の文明の技術をもって自らの体を仮死状態にし、 イーシャの体から魂を追い出し、その体を乗っ取り、そしてイーシャのフリを してアトラスに近づくことが目的だったのだ。 イーシャなら<時代>の記述の仕方を教えてもらえる。 そして、<時代>の記述についてわかれば、アトラスは用済み。 アトラスを殺すことで復讐を果たし、そして最後の仕上げに自分の体に戻る。 そうすればもう邪魔者はいない。 自分の理想郷を記述することができる。 シーラスに協力を求められて一度は加担しようとしたアクナーだったが、 イーシャの体を乗っ取り、アトラスを殺す目的までは知らなかった。 そして、シーラスの真意に気付き、そうさせまいとシーラスを裏切った。 イーシャを助けたい。 アクナーは最後の最後で良心を取り戻すことができたのだ。 ラスト、<夢の国>で記憶のパズルをクリアするとイーシャの魂を連れ戻す ことができるが、それと引き換えにアクナーは死んでしまう。 バランスを失った古い「追憶の部屋」を維持するため、自らあのめしべの ガラスを外し、毒ガスの中へ足を踏み入れたのだ。 前作までではあれほど嫌な奴だったのに、イーシャが生き返り心底安堵している姿を 見ると切なくなってしまう。 毒ガスに犯され、ゆっくりとイーシャの膝の上で息を引き取るアクナー。 少しためらいながらも、その頭を優しくなでるイーシャ。 アクナーは最後にやっと安心して眠れる場所を見つけたのだろう。 少し哀しい結末だが、「後悔はない」という自嘲気味に笑う アクナーの最後のセリフだけが唯一の救いだった。      ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― ■<感想>■ 総合的な感想としては、「やっぱり傑作」でした。 期待を裏切ることなくこのシリーズは私にとっての「最高」をキープし続けております。 難易度的には、落ち着いて考えれば導き出せる答えばかりだったので、 RIVENやEXILEよりはラクで、MYSTよりは難しいといった感じでした。 (RIVENとEXILEはハンパじゃなく難しかったからなぁ。) 1日3、4時間やっても最低1ヶ月はかかってたMYSTシリーズが、 今回は100時間も掛かっていません。クリア時間最短記録樹立です(笑) ただ、じゃあ「簡単」なのかと言うと口が裂けても言えません(爆) ラクといってもこのシリーズは基準がそもそも一般的なゲームとかけ離れてるんですよね。 「○○酒場のオヤジに聞いてみろよ」「伝説の剣を探しに行こう」なんて周りの キャラクタがアドバイスしてくれるRPGとは正反対。 何の指示もない、目的が何なのかもわからない、具体的なゴールも見えない、 「何をすればいいのかわからない」状態でこの世界に放り出されるわけです。 何をするか、どうするか、全て自分で考えて一歩ずつ世界を広げていくわけです。 はっきり言って難しかったです。 たぶん、例えば目に見えるものだけでなく音にも注意するだとか、 こういうパズルに出くわしたらまずパターンを分析するだとか、 こういう装置を動かしたかったら、まず先に電力を供給するための装置を探すだとか、 前作までである程度進め方のコツがつかめたから今回が比較的ラクに 感じたんじゃないかなと言ったレベルです。 また、「EXILE」では本筋以外に鳥を助けるなどといったサイドストーリーを織り交ぜる などして、さり気なくストーリー性に力を入れていましたが、ストーリー性という 観点でみればこの4作目はさらに向上された感も。 他に細かい点を挙げると、無駄な動きをカットしたということかな? 例えば階段を上るというアクションも、前作までだと「階段の下で上を見る」「階段を クリックする」「階段の中ほどのカット」「もう一度クリックする」「階段の上に到着」 といった具合に、事細かに途中経過を挟んでいたところが、 今回は「階段の下で上を見る」「階段をクリックする」と、ここですぐに 「階段の上に到着」、もしくは「階段を上っているムービー」が流れて自動的に 「階段の上に到着」となるわけです。 この点のスマートさがプレイする側としては嬉しいところ。 ちなみにラストは今のところ3種類発見。 ・最後の選択でイーシャを選ぶ ・最後の選択でアクナーを選ぶ ・最後の選択でどちらも選ばない それぞれラストを確認してみました。 う〜ん、やっぱりこのシリーズのバッドエンドは殺されるんだな(苦笑) 他にもエンディングがあるのかもです。それはこれからゆっくり見つけていくつもり。 それにしても・・・ <ヘイブン>の沈没船の船首部分といい、<スパイア>の鉄格子の部屋の入り口といい、 そして<トマーナ>のつり橋といい、天体望遠鏡の天窓のスイッチといい、 普通の人がすぐ気付くようなものばかり見落として悩んでいる自分にトホホ。 そう、すっかり忘れていた天体望遠鏡についてはクリア後、改めてやってみました。 星に焦点を合わせるとクリスタル・ビューアーで画像が見えました。 しかし全て解決か?というとそうでもなくて・・・ アトラスの寝室にあったメモで、触れると空(青空か夜空)が見えるものの意味が 分からず終い。 <ヘイブン>で見つけた方位磁石の意味も分からず。どちらも何かのヒントだとは 思うんですが、ラストまでに使う場所なんてあったかしら? また<トマーナ>から<ヘイブン>や<スパイア>を経由せず、直接<セレニア>に 乗り込んでクリアできるかと試してみたんですが、 そうすると最初と違い<保護者>に波長が合うのは「水」ではなく「風」だと言われたり。 風に贈り物を捧げよ・・・って、それもまたストーリーが変わってくるのかも。 まだ確認は途中です。 そうそう、儀式の広間で<保護者>から渡された布も結局どこで役に立ったのか わかりませんでした。というより、手渡されたけど・・・その肝心の布が自分のどこに あるのかわからなかった、とも言う(苦笑) どんな布だったのかしら。 そんな感じでまだまだ私の見つけていない点がいっぱい隠れているようです。 一度プレイしただけじゃ全貌が見えないのがこのシリーズのいいところ。 また落ち着いたらゆっくり、一つ一つ確認していきたいと思っています。 以上、「MYSTIV REVELATION」プレイ記録でした♪
ミスト 4:リヴェレーション 日本語版
                           05/04/01  
   


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